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みんなシャッター押すときの心境って何考えてるんだろ。
微妙に生真面目っぽい性格なせいか、良い写真を撮ろうと考えすぎるクセがありまして。
構図がどうとか、背景がどうとかetc…
結局、それでシャッターチャンス逃してることがしばしば。
もちろん、それって大事なことだと思う。
けど、私が撮ってるジャンルは家族写真メインなんですよね。
写真集然り、SNS然り、個人的に「いいな」と思う家族写真って、人の体温が伝わってくるような写真だったり。
「背景ごちゃついてるやん」
「ピント合ってないやん」
「構図甘いやん」
「被写体ブレ、手ブレしまくりやん」
そんなことはどうでもよく、なんか温かさが伝わってくる写真が好きなんです。
そういうのが好きって分かってるが故、撮影時に「どうしたらそう撮れるか」って考え過ぎるんですよね。
一時期「考えるより直感で撮る」ってことも試したことがあります。
ただそれが極端過ぎて、本当に何も考えず無心でシャッター切るだけの時がありました。
それはそれでたまに「おぉっ!」と思える写真が撮れることもあったのけど、「あくまでもラッキーパンチが当たった」って感じで、素直にその写真を好きになれなかったかな。
それじゃあどうしろって話。
そこまで自身のことが理解できてるなら、「考えて撮る」と「直感で撮る」のちょうど中間地点的に心を持っていけばいいんですよ。
ただね、その中間地点まで持っていくのが難しいの。うん。
「思考」でもない、「虚無」でもない。
私の中での中間地点。
「考え過ぎない」
「直感に頼り過ぎない」
目に入ったものを「経験」だけで撮る感じ。
心の中は「凪と小波の間」の状態がベスト。
荒波が立ってるわけでもない、無風の状態でもない。
万年素人でも経験値だけはある。
塵も積もれば山となる。
経験は裏切らない。
裏切らないはず。
スライムも倒し続けたら、レベル99までいくはず。
多分、今の私はレベル10くらいだと思うけど。
レベル10は10なりに闘えるはず。
「たたかう」コマンドだけじゃなく、「じゅもん」や「とくぎ」を使おう。
今の私はレベル10のとくぎで「凪と小波の間」を手に入れることができた気がする。
写真を撮る時はこのとくぎを使っていこう。
そうしよう。
結局何が言いたいかよく分からなくなってきた。
というか、何を伝えたいんや。
あれ、分からん。
分から茄子。
まぁこういう意味不明な記事もあっていいじゃない。
だって、人間だもの。