page.11 「21mm」
広角レンズを購入したお話です。
購入に至った経緯
私のメインカメラであるX-Pro2ですが、XF23mm、XF35mm、XF56mmの3本で運用をしています。
その中で一番広角となるXF23mmは換算35mmなのですが…室内などを撮影する際は、正直広角不足感が否めませんでした。
サブのGRⅡは換算28mmと広角ではあるものの、やっぱりもう少し広く撮りたいこともしばしば。
なので、思い切って広角側の補強をすることを決意いたしました。
候補となるレンズは、純正だとXF10-24mm、XF14mm、XF16mm、発売予定のXF8-16mm。
後はサードパーティーでサムヤンや七工匠のレンズもあります。
サードパーティーのレンズは安価という大きな魅力がありますが、基本MFレンズとなるため、めんどくさがりな自分はパスをしちゃいました(笑)
純正の場合は新品でも8万円弱、中古でも6万円弱が最低ラインとなるため、稼ぎの少ない私の給料では簡単にポチれる訳もありません。
そこで思いついたのが、GRⅡにワイドコンバーションレンズ(以下ワイコン)を装着するという手です。
換算28mmが、ワイコン装着することにより換算21mmの超広角に化けちゃいます。
ただ、いきなりワイコンを装着することはできず、間にフード用アダプタを挟まなければ使用できません。
しかもワイコンとアダプタはそれぞれ別売という親切な仕様です!(セットで売ってくれよ…)
ちなみに、それぞれ新品で揃えると約2万円と結構いいお値段するんですよね。
というわけで、みんなの防湿庫ことマップカメラを調べてみると、中古のワイコン&アダプタがあるじゃないですか!
両方合わせて約1万5千円程度と5千円も安く買えるじゃん!
気に入らなければその半額程度の買取価格になっているし、これはアリだと思いポチっちゃいました。
作例写真
目の前をまるっと撮れたり、
狭い我が家でも後ろに引かず撮影できたり、
寄り気味に撮っても悪くないし、
今までよりも寄って撮影することも出来ちゃます。(一応、一番上の2つのシワがお目目になりますw)
メリット
・最大撮影倍率が上がる(0.20倍→0.27倍)
・最短撮影距離が短くなる(像面から約140mmで撮影範囲は約120㎜×80㎜が、ワイコン使用時は同約110㎜・約90㎜×60㎜となる)
・手振れ防止効果(左手でホールドしやすくなる)
・静音化(ワイコン&アダプタで鏡胴を包み込むことにより、体感で音が約半分ほど静かになる)
・ゴミ混入防止(静音化と同様に鏡胴を包む込むことにより、外部からのゴミ混入を物理的に防げる)
デメリット
・携帯性が損なわれる
・純正カメラケースに入らなくなる
画質が落ちるかどうか心配しましたが、個人的には全然画質の違いがわかりませんでした。
メリット、デメリットそれぞれありますが、手のひらサイズで換算21mmが手に入ると考えれば、導入して正解だったと思います。
まだ屋外での撮影ができていないため、これからドンドン撮ってみたいと思います。
お見せできるような写真が撮れましたら、またアップさせていただきますね!